長引く手首の痛みを解決!Tfcc損傷の治療

こんばんは!

今日はTfcc損傷について書いていこうと思います。

Tfcc損傷とはなんだ?

と思う方もいらっしゃると思いますが、手首の尺側の三角繊維軟骨複合体の損傷です。

原因としては、手首の捻挫の繰り返しや、手関節の尺屈強制などによって発症する事が多いです。

手関節は尺骨とは関節を作りません。

尺骨は隣の橈骨と関節を作りますが、手関節は橈骨と手根骨の関節です。なので、尺屈の可動域はあまり制限されないのです。可動域が広い分一度痛めてしまうと動きを完全に制限できずに、治癒に時間がかかってしまう事が多いです。

 

治療で一番大切な事は、尺骨の位置を調整して、前腕の筋肉を緩めて手関節のアライメントを良くしてあげる事です。

急性期は手関節の運動は避けて、指のストレッチや肘関節の調整も良い効果が出やすいです。

 

Tfcc損傷は早期治療がとても大事です。

痛みが出たら我慢せずに治療しましょう!